「子供の虫歯は親のせい」というのは本当なの!?

よく「子供の虫歯は親のせい」って言いますが、これは本当の話です。

そう言われるとすでに虫歯になってしまった経験がある人は落ち込むかもしれませんが、子供の口の中にいる虫歯菌のDNA鑑定すると、親と同じものがいることがわかっていることがすでにわかっています。

ただ、これは遺伝ではありません。

歯の質や弱さは遺伝するかもしれませんが、虫歯菌に関しては「感染」なので生まれた時には口の中にいないのです。

そのため、子供の虫歯は親が気を付けてあげることで変わってくるのです。

菌とどう付き合うかで虫歯になる確率も変わる!

赤ちゃんと菌

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中は虫歯菌だけでなく、あらゆる菌がいない無菌状態で、少しずついろいろな菌に感染していきます。

ちょっとそう言われると怖いと感じるかもしれませんが、母乳にだって菌がいて感染しますし、「菌」といってもすべてが悪い菌というわけではなく、体内に常在菌もたくさんいます。

実際に腸内細菌は大腸に500種類以上、数にするとなんと!100兆個以上。

口の中(大人)だと300種類以上で1000億個以上いて、常に口の中にいる口腔常在菌のほかに虫歯菌や歯周病菌や日和見菌などがいますが、口の中の細菌数は決まっているのでこれらの菌が増減しているのです。

そして問題はここから。

細菌数は良い菌が多ければ虫歯になりにくいのですが、悪い菌が多くなれば虫歯だけでなく健康にも影響ができることがあるので、細菌バランスを良くして口の中は良い菌が多い状態にすることが重要なカギになります。

虫歯菌に感染しやすい「感染の窓」

虫歯菌は周りにいる人から感染するので、一番触れ合うことの多い母親からの母子感染が多く、母親のミュータンス量が多くなれば感染率も高くなり、母親の虫歯菌の数が1万くらいから増え始めて100万以上にもなれば約60%も感染しているので、それだけ親が感染させないように気をつけなくてはいけません。

特に気をつけたいのが、奥歯の生え始める時期。

2歳半になると、口の中の細菌バランスは決まってくるので、1歳半くらいからの約1年は「感染の窓」といい、特に気をつけなければいけない時期になります。

もちろん、いくら気を付けていても感染を100%防げるわけではないので、歯が生える前くらいからガーゼで口の中を触ったり、早い段階で歯磨きやブリス菌などを使うのも有効です。

この時期を過ぎてしまえば菌が定位置に落ち着きますが、虫歯になりやすいから虫歯菌を減らしたいというのであれば、虫歯菌のエサや住み家を減らしたりと『虫歯になりにくい環境作り』を心がけましょう。

まとめ

子供の虫歯は親の頑張り次第で予防することができます。

虫歯になってしまったからと落ち込まずに正しい予防を習慣にしていけば、今後は虫歯になるリスクを減らすことができるので『虫歯菌を持っていても虫歯にならない』ようにすることが大切です。

 

母子感染以外でも感染はするし、100%防げない感染ばかりを気にしていては意味がありません。

歯磨きや食事(オヤツやダラダラ食べなど)がおろそかになってしまえば虫歯になるリスクは高くなるので、「感染の窓」の時期や乳歯のときだけでなく永久歯の生え変わるときまで定期健診や正しい歯磨きを継続してくださいね。

>>歯医者で虫歯と診断されたらどうするべきか・・・

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